記録と健康増進の関係
城北歯科では、患者さんにより良い治療を提供するために、スタッフのスキルアップを大切にしています。そのために欠かせないのが「フィードバック」です。今回は、当院がどのようにフィードバックを活用しているのかをご紹介します。
フィードバックの第一歩は「記録を残すこと」
良いフィードバックのためには、まず正確な記録が必要です。当院では、口腔内写真や動画、口腔内スキャナーによるデジタルデータ、さらには各種検査結果をしっかりと記録しています。これらの情報をスタッフ全員で共有することで、治療前後の変化を客観的に確認でき、どこがうまくいったのか、どこを改善すべきかが明確になります。
矯正治療中に口腔内写真やスキャンを頻繁に行うのは、こうしたフィードバックのためです。ただ記録するだけでなく、それを活用することで初めて意味のある情報になっていきます。
忙しくても「フィードバックの時間」を確保
診療が忙しいと、写真を撮ったり振り返りの時間を取るのが難しくなりがちです。しかし、定期的なフィードバックの時間を確保することは、スキルアップのために本当に欠かせません。
城北歯科では、スタッフ同士が意見交換を行うミーティングを定期的に開催しています。この時間は単なる報告会ではなく、お互いの取り組みや治療結果について率直に話し合う貴重な場です。疑問点や課題を共有し、みんなで解決策を考えることで、個々のスキルだけでなくチーム全体の力も向上します。
「記録」→「フィードバック」→「実践」のサイクル
さらに大切なのは、フィードバックで得た気づきを実際の診療に生かすことです。この**「記録」→「フィードバック」→「実践」**というサイクルを繰り返すことで、スタッフは日々成長していくことができます。
例えば、過去の症例を振り返ることで、新たな治療方法を学んだり、患者さんへの説明の工夫点に気づいたりすることがあります。そして、その学びを次の診療で実践することで、さらに良い結果へとつなげていくのです。
スタッフの成長が患者さんの安心につながる
スタッフのスキルアップは、最終的に患者さんの健康維持や安心感に直結します。当院では、常に最新の知識と技術を取り入れることで、地域の皆さまに信頼される歯科医療を提供できるよう努めています。
これからも城北歯科は、記録とフィードバックの文化を大切にし、スタッフが成長し続けることで、皆さまにより良い歯科医療をお届けしてまいります。患者さんの健康と笑顔のために、私たちは日々努力を重ねていきたいと思っています。