みなさんには「推し」がいますか?|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

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みなさんには「推し」がいますか?

みなさんには「推し」がいますか?|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

推しのいる時代

「推し」という言葉を初めて聞いたのは、あるスタッフがSixTONESのCDを「ぜひもらってください!」と渡してくれたときでした。当時の僕は、「SixTONESって何?」「推しってどういう意味?」という状態で、頭の中にはてなマークがいっぱい。完全に時代に取り残された気分になりました。(ちょうどその時に、「推し燃ゆ」が芥川賞を受賞されましが、そのスタッフのおかげで「推し燃ゆ」の意味を理解しました。)
けれど、それがきっかけで「推し活」という文化に触れることができたのは、今思えばとても良い経験でした。ライブに行ったり、グッズを集めたり、SNSで応援のメッセージを送ったり……「推し活」って単なる趣味の域を超えて、日々の活力になっている人も多いんですね。
最近では妻も「推し活」にはまっていて、「MKHND Tシャツを買うかどうか悩んでる」と毎晩のように真剣に悩んでいます。どうやら、ライブの物販は戦場のようだとか。僕には未知の世界ですが、本人が楽しそうなので、これはこれで大事な時間だと思っています。

歯科医院と推し

そしてふと思うのです。歯科医院も、そんな「推してもらえる」存在になれたら、どんなに嬉しいだろう、と。
「ここに通いたい」「この先生に診てもらいたい」「このスタッフさんがいるから安心」と思ってもらえること。それはまさに、患者さんにとっての「推し」に近い関係ではないでしょうか。歯科医療というとどうしても「痛い」「こわい」といったマイナスイメージがつきまといがちですが、少しでも安心してもらえて、「あそこなら行ってみたい」と思ってもらえるよう関係が必要だと日々感じています。
実際、「いつも丁寧に対応してくれてありがとう」と声をかけてもらえたり、「〇〇さんに会えると嬉しい」と話していることもあり、お互いに良いエネルギーを交換しているように思います。これはまさに、双方向の「推し活」なのかもしれません。

推してもらえるために

ただ、「推してもらう」ためには、それなりの努力も必要です。技術や知識はもちろん、接遇や院内環境など、常に自分たちをアップデートしていく姿勢が求められます。新しい器具を導入したり、スタッフの教育を強化したり、患者さんの声を聞いて改善したり……。その繰り返しの先に、「推したい」と思っていただける存在になれるのだと思います。
ちなみに、肝心の僕はというと……今のところ特定の「推し」はいません。推し活をする人としない人、その違いって何なんでしょうね。
これを読んでくださっている皆さんの中には、「推し活」をしている方も多いかと思います。そして、当院もそんな「推される」存在でいられるよう、これからも努力を続けていきたいと思っています。