伝わる言葉|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

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伝わる言葉

伝わる言葉|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

「伝える力」はチームの力

〜スタッフ間コミュニケーションの言語化〜

「いい感じで」「うまくやって」「空気読んで」。 仕事の場面でつい口にしてしまいがちなこのような言葉。日本語は、主語や目的語が曖昧でも成り立つ便利な言語で、普段の会話ではむしろ相手との距離を縮めてくれることもあります。
しかし、それが職場、特に多職種が協力し合う歯科医院のような現場になると、「察してほしい」という曖昧なコミュニケーションは、業務の混乱やミス、スタッフ間のストレスの原因になってしまうことがあります。

「言葉の先には相手がいること」

これは、当院でも大切にしている考え方の一つです。自分がどれだけしっかり伝えたつもりでも、相手に届いていなければ意味がありません。大事なのは、「伝えた」ではなく「伝わった」かどうか。言葉は、受け取る相手がいて初めて意味を持つものです。
だからこそ、仕事においては「どこまで言語化するか」がとても重要です。とはいえ、すべてを細かくマニュアル化して、壁一面に貼り紙を並べるような環境も息苦しく感じてしまいますし、電話帳のようなマニュアルを運用するのも現実的ではありません。現場での柔軟な対応力も育ちにくくなります。
私たちの目指すのは、「適切な内容を、適切な量で」言語化すること。そしてそのバランスを、スタッフ全員で共有することです。
当院では、チャットアプリを活用して日常的な情報共有を行っています。口頭では流れてしまいがちな連絡や業務のヒントも、文章として残すことで振り返りやすくなります。ただ一方で、思っていることを言葉にして伝えるのは思っている以上に難しく、不適切な表現や誤解が生じてしまうこともあります。「そういうつもりで言ったのではなかった」としても発信した言葉を後から取り戻す労力はとても大変。
だからこそ、「言葉の力」を一人ひとりが意識し、「伝わる」コミュニケーションを心がけることが大切だと感じています。 小さな言葉の積み重ねが、より良いチームワークや、患者さんへの丁寧な対応にもつながっていく──私たちはそう信じています。