矯正治療中に装置が外れたり壊れたりしたらどうすればいいの?
矯正治療中に装置が外れたり、壊れてしまうことは珍しいことではありません。しかし、そんなときどうしたらいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?装置の外れや破損は、生活に支障をきたしたり、痛みを伴うだけでなく、そのままにしておくと治療の進行に影響を及ぼすこともありますので、適切に対処することが大切です。
まず、「お電話ください」
城北歯科では、外れた装置や破損した部位、そして緊急性に応じて来院のタイミングをお伝えします。すぐに対応が必要な場合もあれば、次回の定期診療の際に調整が可能な場合もありますので、自己判断せずにご連絡いただけると安心です。
曜日関係なく対応しています
城北歯科では診療時間内であれば、矯正の急患は曜日に関わらず対応可能です。たとえば、ワイヤーが口の中を刺して痛みを伴う場合や、装置が完全に外れてしまった場合など、緊急性が高い場合には迅速に対応させていただきます。お電話の際に、「装置がどの部分で外れたのか」「何が壊れているのか」「どのような症状があるのか」などをお知らせいただけるととてもスムーズです。
装置の破損や外れをそのままにしておくと、治療の計画に遅れが生じたり、場合によっては新たな調整が必要になったりする可能性もありますので、早めの対応が重要です。何かトラブルがあった場合は、ぜひ遠慮せずにご相談ください。
矯正治療で抜歯・非抜歯はどのように決まるの?
矯正治療を始める際、「抜歯が必要です」と言われて驚かれる方も少なくありません。「歯を抜かずに矯正できないの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。実際に、抜歯をするかどうかはさまざまな要因を考慮して決定されます。
判定のポイント
まず重要なのは患者さんの希望ですが、それ以外の具体的なポイントを総合的に見て判断していきます。
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歯のガタガタや隙間の大きさ 歯が並ぶスペースが足りない場合、隙間を作るために抜歯が必要になることがあります。一方で、十分なスペースがあれば非抜歯で治療が可能な場合もあります。
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口元の突出 口元が前に出ている場合、抜歯によって歯を後ろに下げることで、よりバランスの良い顔立ちを目指すことができます。
- レントゲン検査 骨格的なバランスも診断する必要があります。
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奥歯の噛み合わせのずれ 奥歯の噛み合わせを改善するために、抜歯が必要となるケースもあります。
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患者さんの希望 患者さん自身の希望も大切です。たとえば、抜歯を避けたいという場合には非抜歯の方法を最大限考慮しますが、希望の仕上がりに合わせて柔軟にプランを立てていきます。
治療開始時期による違いも
また、矯正治療のタイミングによっても判断が異なります。たとえば、小児矯正では「歯を抜くのが怖い」と感じることも多いですが、成人矯正では「美しい口元にしたい」という希望が強くなり、抜歯を受け入れる方が増えることもあります。人生のどの段階で矯正治療を行うかによって、患者さん自身の考え方も変わることがあるのです。
矯正治療は患者さん一人ひとりの状況に応じたオーダーメイドの治療です。不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。城北歯科では、最適な治療プランを一緒に考えさせていただきます。