
最近、「マルシェ」や「テラスイベント」という言葉を耳にする機会が増えてきたように感じませんか?
少し前には、「コワーキングスペース」「コミュニティスペース」「フリーアドレス」「シェアオフィス」なども話題になりました。
それぞれ少しずつ目的や形は違うのですが、大きなくくりで見ると、
“人がゆるく集まり、つながる場所”
という共通点があるように感じます。
なんだかこういう雰囲気って、昔からワクワクしませんか?
フリーマーケットの思い出
少し古い話かもしれませんが、僕が子どもの頃は「フリーマーケット」の全盛期でした。
実際に何度か出店したこともあります。
もちろん、物が売れることも嬉しかったのですが、それ以上に楽しかったのは「人とのやりとり」でした。
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値段交渉をしたり
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「これどこで買ったんですか?」と話しかけられたり
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知らない人と雑談したり
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掘り出し物を探したり
今思うと、“物を売る場所”というより、“人と関わるイベント”だったのかもしれません。
インターネットで簡単に買い物ができる時代になった今でも、フリーマーケットやマルシェがなくならないのは、そういう「空気感」が好きな人が多いからなのかな、と感じます。
「効率」だけではない価値
最近増えているマルシェやコミュニティイベントも、よく考えるととても不思議です。
効率だけを考えれば、ネットで完結した方が早いことも多いはずです。
でも、あえて人が集まる。
そこには、
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偶然の出会い
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ちょっとした会話
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新しい発見
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なんとなく心地よい空気
みたいな、“効率では説明できない価値”があるように思います。
しかも最近の特徴は、「強いつながり」ではなく、“ゆるいつながり”であること。
昔のような「必ず所属する場所」というより、
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行きたい時に行く
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無理なく関わる
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気が合えば話す
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居心地がよければまた来る
という空気感があります。
「コミュニティ」というより、“居場所”に近い感じかもしれません。
「テラス」という言葉が象徴的
個人的に面白いなと思うのが、「テラス」という言葉が増えていることです。
テラスって、
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完全な屋内でもない
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完全な屋外でもない
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仕事なのか遊びなのかも少し曖昧
そんな中間的な場所ですよね。
最近の人たちは、そういう“境界がゆるい空間”を心地よく感じているのかもしれません。
きっちり区切るよりも、「ちょっと余白がある」ことに価値を感じているような気がします。
歯科医院も少しずつ変わってきている?
実は、歯科医院にも少し似た変化があるように感じています。
以前の歯科医院は、
「悪くなったら治療に行く場所」
というイメージが強かったと思います。
でも最近では、
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相談する場所
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情報を得る場所
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学ぶ場所
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予防を考える場所
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地域とつながる場所
としての役割も少しずつ求められてきています。
SNSやホームページで情報発信をしたり、イベントや相談会を行ったりする医院が増えているのも、その流れの一つなのかもしれません。
人が集まることの価値
デジタル化が進み、AIもどんどん発達して、便利なことが増えてきました。
でもその一方で、逆に「リアルで人が集まること」の価値が見直されているようにも感じます。
効率だけではない、ちょっとした会話や空気感、偶然の出会い。
そういうものに、人は昔からワクワクしていたのかもしれません。
だからこそ、今また「マルシェ」や「テラス」のような場所が増えてきているのかな、と感じています。







