もう9月になりますね。季節の変わり目は、心や環境にも変化が訪れる時期でもあります。今日は、当院にとって大切なご報告をさせていただきます。

このたび、常勤として3年間そしてアルバイト時代を含めると4～5年もの間、城北歯科で一緒に頑張ってきてくれた先生が当院を「卒業」されることになりました。

まさに城北のムードメーカーでした。診療室、控室、至る所からいつも笑い声が聞こえ、スタッフも患者さんも自然と笑顔にしてくれる存在でした。歯科医師としての確かな技術はもちろんですが、人柄のあたたかさでスタッフだけでなく患者さんからの信頼も厚く、「先生に診てもらえて良かった」とのお声を数多くいただきました。

私たちスタッフにとっても大きな支えでした。ちょっとした合間に交わす冗談や、忙しい時でも和やかな雰囲気を作ってくれる姿に、何度救われたことでしょう。特に院長にとっては、毎日一緒にお昼ご飯を食べていた仲間でもありましたので、寂しさはひとしおです。「今日からひとりのお昼ご飯か…」と、ぽつりとつぶやく院長の姿背中がさみしそう。

けれども、これは新しい旅立ちの第一歩でもあります。地元に戻りご自身の開業に向けて準備を始められるとのこと。これからは地域の皆さまに、先生ならではの明るさと誠実な診療を届けられることでしょう。きっと新しい患者さんも、あっという間に先生のファンになるに違いありません。

本日診療後に、院長からささやかな退職祝いをお渡ししました。長年一緒に過ごしてきた時間を思い返しながら、笑いあり、少し涙ありの温かいひとときとなりました。「また開業の時には、みんなで遊びに行こうね」と約束し、再会を楽しみにしています。

私たちにとって、先生と過ごした日々はかけがえのない宝物です。先生が築いてくださった明るい雰囲気や姿勢は、これからも城北歯科の大切な財産となり、受け継いでいきたいと思います。

本当に今までありがとうございました。そしてこれからのご活躍を、スタッフ一同心より応援しています。どうか新しいステージでも、先生らしく笑顔あふれる診療を続けてください。そして患者さんにおかれましては、城北歯科はこれまで通りスタッフ一同で力を合わせ、皆さまのお口の健康を守ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。