今年も2回目の学校歯科検診|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

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今年も2回目の学校歯科検診

今年も2回目の学校歯科検診|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

今年も2回目の学校歯科検診

毎年春になると、城北歯科では地域の中学校の歯科検診を担当させていただいています。今年も例年通り、約600人近くの生徒さんを対象に歯科検診を行います。さすがに一日では全員の検診は難しいため、今年も3日間に分けての実施です。1日あたり約200人、今回の検診では中学2年生のみなさんの検診を行いました。あともう一回6月に実施させていただきます。
中学2年生ともなると、ほとんどの生徒さんが永久歯に生え変わり、大人の歯並びが完成している時期です。中学1年生の頃は、まだ乳歯が残っていたり、生え替わりの途中だったりする生徒さんも多いのですが、2年生になるとお口の中もだいぶ落ち着いてきます。こうして毎年検診をしていると、生徒さんたちの成長をお口の中からも感じることができ、私たちにとってもとても貴重な機会となっています。
また、1年生にはマスクを着用する生徒さんが多く見られていましたが、2年生はマスクをしている生徒さんがずいぶん減っているように感じました。中学生活にも慣れてきて、表情も明るくリラックスして検診に臨んでくれる生徒さんが多かった印象です。
さて、検診をしていて毎年感じることの一つが、虫歯の少なさです。全国的なデータでも、年々子どもたちの虫歯は減少傾向にあります。保護者の方々や学校での歯科保健指導、そして子どもたち自身の意識の高さがこうした結果につながっているのだと思います。とても素晴らしいことですね。

本当はフロスを使えるともっとよい

一方で、虫歯が減っている反面、歯肉の腫れ、いわゆる歯肉炎が見られる生徒さんはまだまだ多いと感じています。歯肉炎は、歯と歯の間や歯ぐきの縁にプラーク(歯垢)がたまることで起こりますが、歯ブラシだけでは取り切れない汚れも多く、どうしてもフロスや歯間ブラシといった補助的な清掃用具が必要になってきます。
現状では、日常的にフロスや歯間ブラシを使っている中学生は、まだそれほど多くないのが実情だと思います。おそらく「フロスってなに?」という生徒さんも多いのではないでしょうか。しかし、歯肉炎の予防や改善にはフロス・歯間ブラシの使用がとても効果的です。今後は、検診をきっかけにこうした道具の重要性を伝えていく啓蒙活動も必要だと感じました。
また、最近では歯並びの治療、つまり矯正治療をしている生徒さんも以前より増えてきたように思います。矯正中は装置の影響で磨き残しができやすくなるため、より丁寧な歯磨きやフロスの使用が求められます。
学校歯科検診は、単にお口の中をチェックするだけでなく、こうした日頃のケアの大切さを伝えたり、予防意識を高めたりする良い機会だと感じています。これからも地域の子どもたちの健康なお口を守るお手伝いができるよう、スタッフ一同しっかりとサポートしていきたいと思います。