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患者さんの声をもっと身近に:意見箱とQRコード意見フォームの導入
歯科医院では、患者さんからのご意見をいただくために意見箱を設置することが義務付けられています。当院でも長年、受付近くに設置した意見箱を活用してきました。患者さんの声を聞くことで、診療内容の改善やサービス向上に役立ててきたこの仕組みは、地域の皆さまとの信頼関係を築くためにも欠かせないものです。
しかしながら、時代の変化とともに意見箱の利用率が徐々に減少していることに気づきました。特に若い世代の患者さんからの意見はあまり多くなありません。そこで、新しい取り組みとして QRコードを活用したオンライン意見フォーム を導入することにしました。
この意見フォームは、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで簡単にアクセスでき、患者さんがいつでもどこでもご意見を投稿できる仕組みですので、気軽に声を届けやすいというメリットもあります。
QRコード意見フォームの設置場所
QRコードは、待合室や受付カウンターなど、患者さんの目に留まりやすい場所に設置する予定です。例えば、診察を待つ間やお会計を待つ時間に、「もっとこうしてほしい」「ここがよかった」と感じたことを共有できるよう、気軽にスマートフォンで読み取っていただきたいと思っています。
若い世代からの意見を取り入れる意義
オンライン意見フォームの導入により、若い世代の患者さんからも貴重なフィードバックをいただけるようになることに期待します。特に、診療所内の雰囲気やスタッフの対応、予約システムの使い勝手など、若い患者さんならではの視点が反映されることは、当院のサービス向上にとって非常に重要です。すべてのご意見に対応することは現実的には難しい面があるかと思いますが、城北に関わる皆様にとってプラスになることに関しては、ぜひとも前向きに検討したいと考えております。
従来の意見箱との併用で幅広い世代に対応
オンラインフォームを導入したからといって、従来の意見箱を撤去するわけではありません。紙の意見用紙に慣れている患者さんや、直接手書きで意見を届けたいという方もいらっしゃいます。当院では、オンラインとオフラインの両方の方法を併用することで、幅広い世代の患者さんに対応できるようになることを望んでいます。
患者さんの声が医院の成長につながる
患者さんの声は、私たち歯科医院にとって大変貴重であり、気が付かされることが多くあります。いただいた声をもとに、今後も地域の皆さまに信頼される歯科医院を目指し、診療やサービスの質において成長できればと思います。
医院でお気づきの点がありましたら、ぜひ気軽に意見箱やQRコードフォームをご利用ください。