4月から、当院に新しい常勤の歯科衛生士が2名加わりました。 フレッシュな風を運んでくれた彼女たちは、とても意欲的で吸収も早く、何より医院全体の雰囲気を明るくしてくれる存在です。スタッフ一同、日々良い刺激を受けながら、一緒に成長していけることを嬉しく思っています。

そんな彼女たちが、より自信を持って現場で活躍できるように、診療の合間や手が空いた時間を見つけて、スキルアップのための実習を行っています。忙しい毎日の中でも、こうした「隙間時間」の積み重ねが大きな成長につながると考えています。

今日は、型取りや口腔内写真の練習をじっくり行いました。初めてとは思えないほどスムーズで、院長としては「とても筋がいい！」というのが率直な感想です。

私の経験上、きれいな型取りや口腔内写真、丁寧な資料採得は、そのまま治療の質や結果に表れると感じています。見えないところまで丁寧に仕上げる力が、最終的な治療の満足度を高めてくれるのです。そのため、基礎をしっかりと身につけることは、衛生士としての成長においてとても大切なステップです。

もちろん、最初から完璧を求めるわけではありません。大切なのは、学ぶ意欲と「もっと上手になりたい」という前向きな気持ち。その気持ちをサポートし、導くのが私たち先輩スタッフや院長の役目です。

これからも、彼女たちがさらにスキルを磨き、安心して実践の場で活躍できるように、継続的なトレーニングとサポートを続けていきます。そして、成長の過程を一緒に喜び合いながら、医院全体がより良い医療を提供できるチームになっていけたらと思っています。

患者さんにも、「この医院はスタッフみんなが生き生きと働いているな」「任せて安心だな」と感じていただけるような、そんな医院づくりをこれからも目指してまいります。