歯科技工用ラボスキャナーとは?|医療法人城北 城北歯科医院・矯正歯科|名古屋市北区にある歯医者

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歯科技工用ラボスキャナーとは?

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一般的な3Dスキャナーと歯科技工用ラボスキャナーの違いとは?

~「噛み合わせ」を考慮したデジタル管理の重要性~

最近では、3Dスキャナーも身近な存在になり、Amazonなどで手軽に購入できるようになりました。 「スキャンしてデジタルデータ化する」という点では、一般的な3Dスキャナーと 歯科技工用のラボスキャナー に大きな違いはないように思えます。実際、城北歯科でもこれまで一般的な3Dスキャナーを活用し、矯正模型をスキャンしてデータ化していましたが、特に問題なく運用できていました。
しかし、歯科の領域では「噛み合わせ」の情報を記録する必要がある という点が大きく異なります。 今回は、 一般的な3Dスキャナーと歯科技工用ラボスキャナーの違い について詳しく解説します。

一般的な3Dスキャナーでも十分使える?

前述の通り、模型をスキャンするだけであれば、一般的な3Dスキャナーでも十分な精度を持っています。 実際に、矯正模型のスキャンやデータ管理に活用してきましたが、大きな問題はありませんでした。
しかし、歯科に特化したスキャナーが求められる理由 は「噛み合わせ」にあります。

歯科技工用ラボスキャナーの大きな違い:「噛み合わせ」の情報

歯科治療では、上顎だけ・下顎だけのデータ を使うことはほとんどなく、 常に 「上顎と下顎の関係(噛み合わせ)」 を意識しなければなりません。
一般的な3Dスキャナーで上顎と下顎のデータを取得することは可能ですが、噛み合わせを正確に表現するには追加の作業が必要 になります。 例えば、上下の模型を別々にスキャンした後に、ソフト上で噛み合わせを再現する作業が必要 になります。さらに、それをビューワー上でみられるようにするプロセスに 2~3工程追加 されることになり、いささか面倒なのです。

ラボスキャナーのメリット:「噛み合わせ」の再現がスムーズ

歯科技工用のラボスキャナーでは、この 「噛み合わせの情報」 をスムーズに取得できます。 ラボスキャナーには 専用の管理ソフト が紐づいており、 ✅ 噛み合わせを正確に記録 しながらデータ化 ✅ スキャン後の調整作業が不要チェアサイドですぐにデータを活用
これにより、治療の効率が大幅に向上します。 データを取り込んだら すぐに患者さんと共有して治療計画を立てることができる のは、歯科に特化したスキャナーならではの強みです。

ラボスキャナー導入による期待

歯科技工用のラボスキャナーは、決して安価な機器ではありません。 しかし、矯正治療や被せ物や入れ歯の治療の精度向上、スムーズな診療フローの実現 を考えると、 導入のメリットは計り知れません。
これから 城北歯科にどのような変化をもたらすのか 、非常に楽しみです。 より快適で精度の高い治療を提供できるよう、今後もデジタル技術を積極的に活用していきます!