
先日、次男と一緒に国際宇宙ステーション「ISS(きぼう)」を観察しました。
日々の診療では、拡大鏡を使いながら、とても小さな虫歯や歯の細かな変化を一生懸命見ています。ほんのわずかな違和感を見逃さないように集中する毎日ですので、広い夜空を見上げる時間はとても新鮮に感じました。
この日の名古屋では、20時10分頃に西の空から「きぼう」が見えるとのこと。次男はかなり前から楽しみにしていたようで、満を辞して天体望遠鏡を設置して待機していました。
ところが、実際に現れた「きぼう」は想像以上の速さ!
ISSは秒速およそ7キロという猛スピードで地球の周りを飛んでいるそうで、明るい星のように見えたと思ったら、あっという間に空を横切っていきました。
「きた!きた!」と大慌てで望遠鏡を動かしましたが、動きが速すぎて追いかけるのがなかなか難しく、気づけばもう東の空へ。
ほんの数分の出来事でしたが、とてもわくわくする時間でした。
その後は気持ちを切り替えて、木星と金星を観察することにしました。木星は望遠鏡で見るととても明るく、金星も美しく輝いていて、ゆったりと夜空を楽しむことができました。
星空を見ていると、学生時代のことを思い出します。
昔、合宿で種子島へ行ったことがありました。満天の星空の下で寝転びながら、みんなで流れ星を数えた思い出があります。種子島の星空は圧倒的で、縦横無尽に飛び交う流れ星には言葉を失いました。
大人になると、どうしても毎日忙しく過ごしてしまいますが、たまには空を見上げたいと思います。
小さな虫歯を丁寧に診ることも、広い宇宙に思いを馳せることも、悪くない。またいつか、種子島に行ってみたいなと「きぼう」を思った夜でした。







