
夢だった舞台が、今は「結果」を求められる場所になった
ワールドカップが開幕しました。
僕がサッカーを始めたきっかけは、間違いなく「カズ」こと三浦知良選手でした。
たまたまテレビで見たカズのゴール。
今でもその時の衝撃は覚えています。気がつけば近くのクラブチームに入っていました。
当時はJリーグ開幕直後。
読売ヴェルディが圧倒的な強さを誇っていた時代です。
ラモス、武田、北澤、そしてカズ。
スター選手が次々と活躍する姿に夢中になり、僕もいつも緑色のキャップをかぶっていました。
あの頃の日本サッカーは、今とは少し違いました。
ワールドカップ出場は「当たり前」ではなく、「夢」として語られていた時代です。
ドーハの悲劇
あと少し届かない。
期待しては悔しがり、また期待する。
そんな時間を繰り返していたように思います。
でも、今振り返ると、あの頃はあの頃でとても楽しかった。
みんなで同じ夢を追いかけていた時代だったのかもしれません。
そして現在
日本代表はワールドカップ出場が当たり前に思われるようになってきました。
それどころか、「出場できるかどうか」ではなく、「どこまで勝ち進めるか」が話題になっています。
グループリーグ突破はもちろん、ベスト8、さらにはその先を期待する声も聞かれます。
ほんの30年ほど前には考えられなかった変化です。
もちろん、偶然こうなったわけではありません。
育成システムの整備。
指導者教育。
地域クラブの発展。
海外挑戦する選手の増加。
ずっと、10年後、20年後を見据えて種をまき続けてきた結果なのだと思います。
歯科医院でももちろん、目の前の患者さんをしっかり診療することは何より大切です。
今日来院された患者さんに満足していただくこと。
安心して治療を受けていただくこと。
しかし同時に、
「5年後、10年後にどんな医院になっていたいか」
「どんなスタッフが活躍しているだろうか」
「地域にどのような価値を提供できるだろうか」
そんな未来を見据えた視点が必要なのだと思います。
人材育成もそうです
設備投資もそうです
情報発信もそうです
すぐに結果が出るものばかりではありません。
それでも将来を見据えて種を巻き続けることで、大きな変化につながることに期待します。
ワールドカップを見ながら
夢だった舞台が、今では結果を求められる舞台になった。
その背景には、長い時間をかけた努力と成長があります。
目の前のことを大切にしながらも、未来への視点を忘れない。
そんなことを改めて考えさせてくれる、ワールドカップ開幕です。







